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多文化共生の社会作りを目指して
金沢国際交流ラウンジ
代表 武田美智子
ラウンジ活動の目的、「共生の社会作り」の一環行事として、10月24日に「来日して見えてきた日本人観」をテーマに「トークショー」を行いました。
日本語の表現力や日本での生活体験が豊富なメインゲストの中国大使館員をはじめ、市大の中国人留学生、韓国から留学している公務員の方にも出席していただきました。
中国大使館員の方は、30代前半ですが、10代後半に来日し、農村や都会での生活体験、日本と中国を行き来しながらの留学生活を経て現在中国大使館員として活躍しております。
日本での様々な生活体験からの話は、多角的に日本人の特徴を捉え、尚且つ細かく分析しており、日本人には見えない日本人観を的確に捉えていました。
日本人の良い面を強調し、想像以上に日本人は「学習能力が高い」・「勤労精神に見習うものがある」・「集団性・組織力が強い」と具体例を添えて話してくださいました。
私がその話の中で衝撃を受けたのは、日本人の長所でもある「集団性・組織力が強い」という面が逆に働いた場合「どういう状態を生むか」という視点についてでした。
過去の日本の歴史を振り返ると確かに指摘されたような面がなかったとは言えません。他国から見た「日本人観」に大いに見習うべき面があると感じました。大使館員という立場で、考えを述べるということには大変な壁を感じ、生の声は出しにくかったと思いますが、それでも、聴衆である参加者には「客観的・多角的・逆の側からもみる」という物事の見方、視点を示唆してくださったように思いました。
中国の多様性の中で生き、異国である日本での社会体験から培ってきた力が多角的に見る目を育てたのだと気付かされました。韓国のゲストの方からは来日を重ねてきた中で見えてきた日本の成熟と衰退の経緯、中国の留学生からは、なかなかアルバイトに採用されない現実、しかし、面接時に「親を楽にさせたい」といった言葉が店長を感動させたという話などには、いろいろ考えさせられる面がありました。
このイベントを通じて外国人の方から見た日本人観や多様な物の見方の大事さを教わりました。この認識が共生の社会作りの基礎になることと改めて感じました。
留学生ゲスト「莫西」様より・・「今回のトークショーを通じて、私は日本に来てからの経験を振り返りながら日本の方々と愉しく交流できました。非常に貴重な体験になりました。」
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